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2018.11.15 入試情報

2030 SDGs『地球思考授業体験』

11月11日(日)、探究プログラム「地球思考授業体験」&中学校説明会を開催しました。

体験授業では小学4年生以上の参加者とその家族をはじめ、会場にいる在校生も先生も含めたチーム作り、「2030SDGs」というワークショップをおこないました。SDGsとは、国連が2015年の開発サミットにおいて、193か国全会一致で採択した「2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals )」の略称です。今回のワークショップは17の目標を一つひとつ取り上げて学ぶものではなく、なぜ世界にはSDGsが必要なのか、SDGsがあることによって将来はどう変わるかという可能性について感じてもらうことが目的です。

 

中学校説明会 生徒発表の様子

SDGs体験授業の様子

 

参加者はチームごとに「お金持ちになる」、「自分の時間を手に入れる」などの目標を達成するために様々なプロジェクトを実行していきますが、プロジェクトを実行すると世界の状況が変化していきます。たとえば「新幹線の開通」というプロジェクトを実行すると、実行したチームはお金が儲かり、世界の経済も活性化しますが、環境破壊は進みます。こうした活動を続けた結果、経済も環境も社会も円滑に発展しつつ、さまざまな価値観をもつ個人が人生の目標を達成していくことがどれだけ難しいことかを体感しました。同時に、各々が自分のことだけでなく、世界の状況を気に掛けることで、自分の人生も世界の状況も良い方向に変えられる可能性も体感したのではないかと思います。

 

プロジェクトを達成するために各グループが交渉します

このワークショップは、中学生対象の地球思考プログラムのなかで6月に実施したものと同じものです。本校ではSDGsと日常生活を関連付けて新聞記事を書いたり、プレゼンをしたりと、さまざまな活動に取り組んでいます。


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