中学の新春恒例の行事であり、平成最後となった百人一首大会が、1月19日（土）に中ホールにて、二年生の行事係による司会進行のもと、三学年合同で実施されました。

教頭先生の挨拶があり、その中で在校生の保護者の方から寄贈された古典刊行会の制作した「光琳かるた」（レプリカ）がお披露目されました。江戸時代中期に制作された美術工芸品ともなっている、優雅できらびやかな札を、短い時間でしたが皆にもみてもらいました。ご寄贈いただきました保護者の方には心より御礼申し上げます。

さて大会は生徒会長Sさんが意気込みを語り、競技へと進みました。例年のとおり今年も読み手は国語科教員Hが担当し、休憩を挟まずに、二回戦を戦いました。三年生では上句も途中で、1・2年生でも素早く札を採る場面もあり、朝日を浴びた中ホールは次第に熱気を帯び、大きな歓声に包まれました。学年の先生方はコンピュータを持参し、二回戦終了と同時に、これも手慣れた操作で素早く集計作業に入ります。そしてまもなく表彰式へと移りました。賞状と記念品を贈呈された上位入賞者は照れながらもうれしそうな表情でした。最後は生徒会元会長のIさんから「得意な札は取れましたか」という問い掛けに会場は湧きあがり、今年の百人一首大会は終了いたしました。

結果は次のとおりです。

《第１学年》第1位　K.Aさん、第2位　Y.Yさん、第3位　F.Aさん
《第２学年》第1位　K.Aさん、第2位　H.Mさん、第3位　S.Mさん
《第３学年》第1位　S.Kさん、第2位　Y.Mさん、第3位　H.Mさん

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