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2016.02.18 過去のニュース

中3模擬裁判 社会科

Dsc_06112月17日(水)、5,6時限目を利用して、中学3年生は社会科「模擬裁判」を行いました。今年で22年目になります。例年東京弁護士会の方々にご協力いただき
、社会の授業で学習した「司法制度の仕組み」について実際に参加しながら学びます。本物に触れることで社会人として、大人として生きていく未来の為に必要な知識・経験を得ることを目的としています。

今年の事案は「渋谷現住建造物等放火事件」でした。各クラスから「裁判官」・「弁護人」・「検察官」及び「廷吏」、「裁判員」の出演者を募り、教員が被告人の役を
演じました。検察の起訴状の朗読、罪状認否、立証活動、求刑など裁判の流れを分かりやすく再現し、傍聴席も熱心に見学。被告人による「僕は放火なんて絶対
にしていません!お願いですから信じてください!」の言葉が会場に響き渡り、いったん休廷となりました。判決は弁護士の方々のアドバイスを受けながら、有罪
か無罪かについて討論が行われ、「無罪」が言い渡されました。

判決が出るまでの時間と閉廷後、人権の尊さについて、弁護士の役割や活動についてや判決が無罪になった見解、有罪になる場合の見解と考え方の多様性に
ついてもお話がありました。

弁護士の方々が語る言葉は、生徒達の印象に強く残り、憲法の存在意義を改めて考える有意義な時間となりました。

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模擬裁判の様子 証拠申請 判決にむけて
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無罪?有罪? 弁護士の役割など 司法制度について

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