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2015.11.14 過去のニュース

平和・歴史体験学習 高2

高2「平和・歴史体験学習」
訪問地:鹿児島→熊本→長崎→福岡

平成27年11月2日(月)~6日(金)の4泊5日、高校2年生は「平和・歴史体験学習」で九州へ行きました。1日目には知覧特攻平和会館では館内を見学し、講話を聴きました。海軍の「神風」特攻隊に続き、陸軍も「第○○飛行隊」、「第○○振武隊」とよばれ、陸軍知覧飛行場からは1000機以上が出撃。館内の遺書や絶筆からは10代20代の若くして国の為に命をささげた青年たちの想いを知ることができました。

鹿児島では市内をボランティアの方とともに街を古地図片手に巡りながら、城下町の雰囲気を味わった後、熊本城に行きました。長崎では平和公園、爆心地公園、原爆資料館を見学しました。また被爆者の方々とフィールドワークを行い、被爆体験講話では、戦争の 恐ろしさや原爆の悲惨さを学びました。4日目にはグラバー園、オランダ物産館、ハウステンボスをまわり、最終日には九州国立博物館を見学し、大宰府天満宮にて大学受験の必勝を祈願しました。

この5日間は、生徒達にとって、今ある平和の尊さや命の大切さ、家族について考えさせられる貴重な体験となりました。

平和・歴史体験学習を通して(生徒レポート抜粋)

◎私たちの生活の中でも、辛い事や悲しい事がたくさんあるけれど、戦争で生き抜いた人たちの事を考えてみたら、もっと頑張って生きていかなきゃいけないと感じました。

夏休みの課題でインターネットや雑誌、テレビなどでしか理解する事ができませんでしたが、改めて実物を目にすることができました。今を平和と思い、続いていってほしいと思うのなら、過去の出来事を知らないのは恥であり、戦争は絶対にしてはいけないものだと、命あっての平和とすべての人が認識することが必要だと感じました。

知覧特攻平和会館での遺書などをみると、みんな心優しい人たちばかりで、いかに戦争・軍国主義が恐ろしいものか痛感することができました。

原爆によってたくさんの命が失われ、生き残った人たちは良かったと思うべぎなのに、大切な人を失ったという悲しみや友人を犠牲にしてしまったという罪の意識にさいなまれる人たちがいるということを勉強するだけでは伝わらない、言葉でなくては伝わらない本当の悲しみを知ることができました。

戦争に対しての考え方、平和とは何かを改めて考えなおさなければならないと強く感じました。食事ができること、家族がいること勉強することができる環境があること、今の自分はとても幸せで平和な国にいるのだと実感しました。

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知覧講話の様子 知覧特攻平和会館 知覧特攻平和会館
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キャプション(1) 美味しい郷土料理 ホテルで餅つき
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ボランティアの方と グループ研修の様子 熊本城
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おもてなし武将隊とパチリ! 平和記念公園から グラバー園にて
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フィールドワークの様子 市内遺構めぐり フィールドワーク
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ハウステンボスの
イルミネーション
太宰府天満宮 しっかり祈願

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