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2013.06.26 過去のニュース

自然観察会 理科科より

6月1日土曜日に、国立博物館分室の目黒自然教育園にて自然観察会を実施しました。

Sizenn4梅雨時期に行うこの行事ですが、今まで1回も中止になったことがありません。生徒・教員みんなが楽しみにしている行事の1つです。

「自然に親しもう」「自然をよく知ろう」「自然を守ろう」を身につけてもらいたい3つのポイントとし、さらに今年の観察会のテーマは「光と植物」でした。日かげの植物の代表的な『やぶつばき』『アオキ』などと、日なたの植物との葉の色や厚みの違いなど、目で見て実際に確認します。一班当たり10名くらいの 生徒に1人の理科教諭が誘導しながら園内を回り、観察ポイントや植物の解説・観察をしていきます。また日なた、日かげの気温の違いや、目黒自然教育園の中に1歩入ると、日ごろ耳にすることのない、さまざまな鳥の鳴き声など新たな発見もたくさんあります。すぐそばに高速道路があるのですが、車の音は全く聞こえません。風のささやきと鳥の鳴き声で、テストの疲れも癒されます。

Dsc_1233観察の終盤の2時間は、各自が「光を求めるツル性の植物」あるいは「開花植物」をそれぞれ5種以上の観察と撮影が自由課題となります。それぞれの生徒がデジタルカメラを片手に一人前の観察員のように振舞い歩き廻ります。

この観察会は、理科が不得意だった生徒でも、自分の目で確かめ、肌で感じたままの姿を学ぶことができるので、多くの「理科好き」を生み出すきっかけを作っています。

Sizenn5自然教育園の中には、我々教員を手助けしてくれる協力者がおり、今年は、タヌキの親子の登場により生徒は大興奮。またアオサギが木の上から獲物を狙う姿のかっこよさに圧倒されながら、狙われているカルガモの子供を心配し、自然界で生き抜く動物たちの姿を真剣に観察していました。イシガメ、クサガメなども出てきてくれて、いろいろな表情を見せてくれました。
(理科科より)



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